ターコイズとシードパールのアンティークリング

Vol1. アンティークジュエリー=怖い?

 「アンティークジュエリーって呪いとか大丈夫なの?「人の怨念がこもってて怖そう」こんなイメージをお持ちの方いませんか?

 確かにモーニングジュエリー(喪に服す期間に身に着けるジュエリー)、特に頭髪を組み込んだジュエリーは今でも少し怖いです。わたくしこと店主が怖がりなので、当店では取り扱いしていません。それが逆に良いというコレクターの方ももちろんいらっしゃいますけどね。また、実際私もアンティークジュエリーを初めて購入するまでは正直怖かったです。だって長い間身に着けられてきたジュエリーって何か呪いの一つや二つありそうじゃないですか。

 結論から言うと「怖くない」です。私がこの結論に至ったのは2つ理由があります。

①「長い間受け継がれてきた=強い運を持ったジュエリー」

 100年もの間、形状を保ち続ける洋服や雑貨などの”モノ”がどれくらいあると思いますか?例えば自分が最近買ったジュエリー。どこかにぶつけて欠けてしまうかもしれない。生活が苦しくなったら手放すかもしれない。自分が亡くなった後に子供に相続したとして、本人に興味がなければ売ったり捨ててしまうかもしれません。大抵の”モノ”は壊れたり、捨ててしまったり、売られてしまう場合がほとんどだと思います。売られた後も、誰かに受け継がれる場合があるかもしれませんが、ゴールドジュエリーでしたら溶かしてただの”金”になる可能性が高いです。そう考えると、100年、200年と残っているジュエリーは本当にすごいです。まさに強運。呪いどころか、何だか身に着けていたら自分も強運になれそうな気がしてきます。

②実際に身に着けてみて

 私自身、初めてアンティークジュエリーを購入したのが2020年。そこから4年経ち、毎日眺めたり身に着けたりしていますが、不幸になったかというとそんなことはありません。むしろ逆で、この4年間で念願の猫を飼うことができましたし、このお店も開業することができて今とても幸せです。周りのアンティークジュエリー好きの友人たちも転職して適職につけたり、子供が生まれたりと、とても幸せそうにしています。

そう考えると、アンティークジュエリー=ラッキーアイテムなのかもしれません。

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